ご挨拶

この度、2024年6月の邦友会総会において、杉浦前会長の後を受けて邦友会会長に就任致しました渡辺淳（わたなべじゅん）と申します。ホームページのこの場を借りまして、一言ご挨拶申し上げます。

簡単に自身の紹介をさせていただきますと、私は、14回生として卒業してからほぼ半世紀を経て、古稀を迎える年代であります。体育祭の色は当時連戦連敗の黄色組、クラブはE.S.S.に所属し、主に英語劇に熱中しておりました。校長は高山政男先生で、学年の担任としては遅沢先生、福羅先生、松下先生、渡邉先生、柴原先生外の先生方に大変お世話になった世代であります。卒業して文系の大学に進み、金融関係の仕事に就いてからは、アジア、アメリカでの海外勤務を長く経験して参りました。

さて、邦友会との関わりですが、学生時代に昼飯のカツ丼に釣られて事務局のお手伝いするようになったのが始めで、ニューヨーク勤務時代に全米邦友会を立ち上げる等駒東好き・邦友会好きが高じて、ここ10年程は財務分野を担当し、又副会長として邦友会活動のお手伝いをさせていただいて来ました。

邦友会は創始以来の積み重ねで、今や16,000有余名の会員数を有するまでになりました。これは、これまでの先輩方のご努力、そして後輩の皆様のご尽力の賜であります。直近はコロナの負の影響も限定的となり、体育祭での邦友会学生によるジュース販売も再開し、学年の同窓会、地域、職域、クラブなど様々なレベルでの同窓会もコロナ前の水準に戻って参りました。又、昨年7月に新しい会員データ管理システム（Palsyne）を導入し、今年度からこれをさらに広げて、より効率的・効果的な邦友会活動に資するように展開する作業も始まります。

改めて申し上げるまでもないことですが、邦友会は邦友会会員相互の親睦を図ることを主な目的とした組織で、その活動の一環として、我々の母校である駒場東邦への支援・応援にも積極的に取り組んでいます。邦友会員あっての邦友会、そして母校駒場東邦の発展を心から願う組織だと思っております。

最後に、邦友会は会員の皆様が支えていくもので、その活動は皆様の支援なくしては成り立ち得ません。新会長として甚だ微力ではありますが、皆様のお力添えを借りながら邦友会の発展と会員の皆様のためにご奉公させていただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

邦友会会長　渡辺淳